このページは、下記の参考ページを元に掲載しています。ご了承願います。
GR-PEACH (Visual Studio 2015 C#) のオンボードフルカラーLED点灯の動作検証をしています。
3 色の LED が付いているのでフルカラー表示が可能なはずですが、OutputPort は基本的にオンオフしかないので、PWM 的な処理を作らないと様々な色は作れません。
Visual Studio 2015を起動
新規作成 --> プロジェクトを選択 --> Visual C# --> Micro
Framework
”Console Application”を選択 --> OK選択
ビルドするには、Microsoft.SPOT.Hardware の参照を追加する必要があります。
[参照]を右クリックし参照の[追加(R)...]を選択クリック
Microsoft.SPOT.Hardwareを選択追加
NET Micro Framework からデジタル出力を扱う場合には OutputPort を使います。ピン番号を指定する必要がありますが、 Cpu.Pin にキャストして使います。
GR-SAKURA、GR-PEACHのLEDとスイッチのピン番号です
GR-SAKURA
LED
0x50: LED1
0x51: LED2
0x52: LED3
0x56: LED4
Switch(青いボタン)
0x57: SW
赤いボタンはたぶんリセットスイッチ
GR-PEACH
LED
0x6C: ユーザーLED(赤LANコネクタの横)
0x6D: 赤LED
0x6E: 緑LED
0x6F: 青LED
Switch(LANコネクタの反対側の端にある)
0x60: SW
動作中の緑のLEDの近くのボタンはたぶんリセットスイッチ
実際に 3 色の LED を C# から操作するコードを書いて試してみました。
Visual Studio 2015 C# のソース記述
GR_PEACH_LedColor
using System;
using Microsoft.SPOT;
using System.Threading;
using Microsoft.SPOT.Hardware;
namespace GR_PEACH_LedColor
{
public class Program
{
public static void Main()
{
//Debug.Print(Resources.GetString(Resources.StringResources.String1));
var red = new OutputPort((Cpu.Pin)0x6D, false);
var green = new OutputPort((Cpu.Pin)0x6E, false);
var blue = new OutputPort((Cpu.Pin)0x6F, false);
for (int i = 0; i < 10; i++)
{
red.Write(true);
green.Write(true);
Thread.Sleep(1000);
red.Write(false);
blue.Write(true);
Thread.Sleep(1000);
blue.Write(false);
Thread.Sleep(1000);
}
red.Write(false);
green.Write(false);
blue.Write(false);
}
}
}
後は Visual Studio から実行するだけですが、デフォルトの設定だとエミュレータが起動するようになっているので、プロジェクトのプロパティから GR-PEACH を使うように変更しておきます。
正常に GR-PEACH が認識されている場合、USB を選択すると GR-PEACH に切り替わるはずです。
▫️参考ページ
GR-PEACH (PinKit) が届いたので .NET Micro Framework を使った開発を試してみた
コメントをお書きください