ArduinoにEthernet シールドを取り付けてシリアル通信で文字列の送信を考える
シリアル通信を使って、ArduinoからPCに文字列「Hello World!」を送信します。
// serial_sample1
プログラムをArduinoに転送したら、「Serial Monitor」ボタンを押す。
ウインドウが現れて、1秒間隔で「Hello World!」と表示されます。
Arduinoでシリアル通信を行うには、Serialオブジェクトを利用します。ここでは、begin()とprintln()を使用しています。
Serial.begin()
begin()はシリアル通信を初期化する関数です。サンプルプログラムでは、関数setup()内で、
Serial.begin( 9600 );
として、シリアル通信の初期化を行っています。begin()の引数は通信速度を表していて、ここでは9600bpsに設定しています。
Serial.println()
println()はデータを転送するための関数です。サンプルプログラムでは、関数loop()内で、
Serial.println( "Hello World!" );
として、「Hello World!」という文字列を転送しています。
println()は最後に改行文字を付けますが、print()は付けません。
int i = 0;
void setup(){
//シリアル通信の宣言
Serial.begin(9600);
}
void loop(){
Serial.print("hoge");
Serial.println(i);
i++;
delay(300);
}
出力結果
hoge1
hoge2
hoge3
....
▫️参考ページ
シリアル通信って何ですか?
文字列を送信してみよう
分圧回路の出力電圧を送信してみよう
分圧回路の出力電圧をバイト形式で送信してみよう(1バイト送信)
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